垂れ乳の治し方は何が有効?産後・加齢・巨乳に多いお悩みの原因と解決法

豊胸術

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バストのサイズアップと同様にご相談が多いお悩みのひとつが「垂れ乳」と言われるバストの下垂症状です。垂れ乳とは、鎖骨の間の窪みと左右のバストトップを結んだ線が正三角形にならない、縦長の二等辺三角形になっている状態のことを言います。老化でバストが垂れるイメージが強いかもしれませんが、原因は様々で、若ければ大丈夫ということもありません。
原因は何か、改善する方法はあるのか、バスト専門の美容外科医が垂れ乳の根本的な治し方について、詳しく解説します。

垂れ乳になる原因

垂れ乳は、年齢を重ねた方、産後・授乳後の方、巨乳の方、ダイエット後の方などに多いお悩みと言えます。垂れ乳の大きな原因として、クーパー靭帯の損傷、皮膚のたるみや伸び、筋力の低下があげられます。さきほど例にあげた方たちは、こうした原因と深く関係しているのです。
予防や改善のためにも、それぞれの原因がバストの「垂れ」にどう影響しているかをまずは知っておきましょう。

加齢や巨乳などすべてのケースに関係】クーパー靭帯の伸びや損傷

クーパー靭帯とは、皮膚や乳頭、大胸筋などとつながり張り巡らされたコラーゲン線維の組織で、バスト内のほとんどを占める乳腺と脂肪を支えています。つまり、クーパー靭帯は理想的なバストを形作る重要な要素なのです。
しかし、老化に伴ってコラーゲンが減少するとクーパー靭帯はハリが低下して伸びてしまいます。するとバストは支えが緩くなるので、垂れてしまうことに。また、たとえ年齢を重ねていなくても、バストの重みや激しい揺れによって、クーパー靭帯が損傷したり切れることもあります。切れてしまったクーパー靭帯が元に戻ることはありません。妊娠・出産での急激なバストサイズの変化や、授乳期の搾乳などもクーパー靭帯への負担となるため、産後は垂れ乳になりやすいのです。

クーパー靭帯と垂れ乳の関係

クーパー靭帯と垂れ乳の関係

授乳後やダイエット後に多い】皮膚のたるみや伸び

老化や乾燥、紫外線の影響などでコラーゲンやエラスチンが減少すると、顔と同様にバストの皮膚もたるみます。ハリのある皮膚であればバストを定位置にとどめることができますが、たるんでしまうと組織を支えられず垂れ乳になってしまうのです。
皮膚のたるみについては、バストの内容量も関係します。たるんだ皮膚を張りつめるだけの組織量があればバストが垂れることはありません。しかし、授乳後やダイエット後など、もともとあった内容量より減少してしまったケースなどでは、一度伸びた皮膚が余ってたるんでしまうため、バストも垂れてしまいます。

【若年層も他人事ではない原因】筋力の低下

クーパー靭帯や皮膚の他、大胸筋もバストを支える役割を担っています。大胸筋は鎖骨の下から脇の下とみぞおちを結ぶような形で広がった、胸の大きな筋肉です。しかし、加齢で筋力や筋肉自体が減少し、大胸筋のバストを支える力も衰えると、垂れ乳になってしまいます。
近年ではスマホやデスクワークの影響から猫背やストレートネックといった症状に悩む人が若年層で増加傾向にあります。姿勢の悪さは大胸筋の衰えにもつながるため、若い方でも筋力低下によるバストの下垂は起こり得ます。

大胸筋

大胸筋

要注意!垂れ乳になりやすい7つの生活習慣

3つの原因を引き起こす行動シーンは、実は日常生活にたくさん潜んでいます。バストの形の現状維持や垂れ乳予防にもつながるので、下記にあげるバストに悪影響な生活習慣をチェックして、生活の中で意識して改善してみましょう。

生活習慣垂れ乳に関係する理由
姿勢が悪い肩や背中のコリでバスト周辺の血流は悪化!バストを支える組織に悪影響
合わないブラをつけているバストをきちんと支えられないと周辺組織に負担がかかる
うつ伏せで寝るクーパー靭帯は圧迫に弱い
バストが激しく揺れる行動衝撃でクーバー靭帯が損傷しやすい
強く揉んだりマッサージするクーパー靭帯に負担がかかる可能性
保湿ケアをしていない保湿などスキンケアを怠ると皮膚のたるみが進行しやすい
偏った食生活皮膚や筋肉の健康を損ねるリスク

垂れ乳予防のためにできるセルフケア方法

垂れ乳を進行させないために、自宅でできる予防法をご紹介します。そこまで深刻ではなくちょっと気になるくらいであれば、悪化させないためにまず試してみるのも良いでしょう。

大胸筋の筋トレ

バストの位置や形に大きく関係する大胸筋。原因でも触れたように、大胸筋を鍛えることはバスト全体を支えるしっかりした土台づくりにつながります。また大胸筋の厚みが増し、たるんでいた皮膚のテンションが高まることでの垂れ乳予防効果が期待できます。
大胸筋のトレーニングで気軽に始められる代表的な方法としては、合唱ポーズがあります。

<合掌ポーズの正しい方法>

垂れ乳改善が期待できる合掌ポーズの正しい方法

垂れ乳改善が期待できる合掌ポーズの正しい方法

①背筋を伸ばして左右の肩を水平に保ち、胸の前で手のひらを合わせます。
②息を吐きながら、手のひらを10~15秒ほど押し合います。大胸筋に力が入っていることを意識しながら行うとより効果的です。
③これを10回、1日3セットほどを目標に行います。

Attention!
バストの下垂が進行しているとデコルテからバストトップまでのボリュームが落ちているケースが多く見られます。その状態で大胸筋の筋トレだけを頑張りすぎると、逆にバスト上部の大胸筋が悪目立ちしてバストの形を損ねる結果も考えられます。大胸筋のトレーニングの目的は大幅なリフトアップではなく、あくまで垂れ乳の予防や現状維持がメインですので、やりすぎにご注意ください。

垂れ乳改善に大胸筋を鍛えた際のリスク

垂れ乳改善に大胸筋を鍛えた際のリスク

バランスの取れた食生活

皮膚、クーパー靭帯、筋肉、垂れ乳の原因に関係する組織の健康のためにもまずできるのは、食生活の乱れがあれば正すことです。例えば、筋肉を強化・維持するならタンパク質は欠かせません。1日に摂取エネルギー全体の13~20%ほどの摂取が望ましく、18歳以上の女性の場合は50gが推奨量とされています[1]
ただ、タンパク質だけを摂ればいいわけではなく、炭水化物・脂質・ビタミン・ミネラルなど、5大栄養素をバランス良く摂取することを心がけましょう。

5大栄養素

5大栄養素

保湿ケア

皮膚のたるみは乾燥によるダメージが関係するため、保湿ケアが有効です。顔のケア同様に化粧水で潤いを与え、保湿クリームなどで逃がさないようにしましょう。
エタノールなどのアルコール成分が含まれていると、アルコールが蒸発する際に肌の水分が奪われることがあるため、乾燥肌の人はアルコールフリーのものを選ぶことをおすすめします。
また、紫外線も皮膚組織にダメージを与えるので、夏場などデコルテを露出する際には紫外線対策も忘れないようにしましょう。

Attention!
保湿ケアの際にマッサージでより効果を高めたいと思われる方がいるかもしれませんが、力の加減によっては皮膚やクーパー靭帯の負担となり、逆に垂れ乳を悪化させてしまう可能性があります。

ナイトブラをつける

ブラジャーをつけていない就寝時は、寝返りでバストが動きやすく、横向きだと重力の影響もあるため、意外とバストに負担がかかっています。ナイトブラを着用してバストが自由に動くのを防ぐことで、クーパー靭帯や皮膚の伸びが抑えられるため、垂れ乳予防の効果が期待できます。

美容整形での垂れ乳の治し方を徹底比較

セルフケアは垂れ乳の予防効果は期待できますが、すでに垂れてしまったバストを見た目にわかるほど改善するのは難しく、その場合は美容整形が確実です。バストを切開するような大掛かりな手術を想像するかもしれませんが、その方法は様々で、症状やご希望に合わせて選択することができます。
実際に美容整形で垂れ乳を治した例をご覧いただきましょう。ハリのある若々しい形になっていること、バストトップの位置が上がっていることが、お分かりいただけるでしょう。

脂肪注入豊胸で垂れ乳を改善した症例

脂肪注入豊胸で垂れ乳を改善した症例

施術名脂肪注入豊胸
施術概要太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する。
施術費用¥864,000(税込 ¥950,400) ※モニター料金
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷垂れ乳改善にも効く【脂肪注入豊胸モニター募集】
副作用・リスク施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

こちらの20代ゲストは、左の乳腺だけ大きくてクーパー靭帯が切れてしまい、下垂による左右差にお悩みでした。難しいケースでしたが施術を組み合わせることできれいに改善することができています。

脂肪注入とRFタイトンイング施術で垂れ乳と左右差を改善した20代女性の症例

脂肪注入とRFタイトンイング施術で垂れ乳と左右差を改善した20代女性の症例

施術名脂肪注入豊胸(高周波タイトニング併用)
施術概要太もも、腹部などの皮下脂肪を採取し、そこから老化細胞や血液等の不純物を特許技術の遠心濾過で除去。これをバストの皮下に注入する。RF(ラジオ波)と呼ばれる高周波を照射することでたるみを強力に引き締めるタイトニング施術を併用。
施術費用¥1,130,000(税込 ¥1,243,000) ※モニター料金
モニター募集に関して詳しくはこちらをご覧ください。
▷垂れ乳改善にも効く【脂肪注入豊胸モニター募集】
副作用・リスク施術後には一定期間、痛み、浮腫み、内出血、こわばり等の症状が見られることがあります。また、この他にも予期しない症状が現れる可能性がありますので、術後異常を感じた際には速やかにご相談ください。

では、実際にはどんな施術があるのか、美容整形による垂れ乳の治し方をご紹介します。

<垂れ乳を治すための代表的な施術比較>

施術内容体への負担度こんな方におすすめメリットデメリット
豊胸手術シリコンバッグや脂肪を入れてバストを大きくする★★☆・授乳後やダイエット後に垂れた方
・バストアップもしたい方
・同時にバストアップが可能
・形も整えられる
・ダウンタイムがある
・バッグ豊胸で胸に傷が残ることがある
乳房部分切除乳輪周辺を切除・縫合することでバストを吊り上げる★★★・バストの垂れが重度の方・もっとも大きな改善効果が期待できる・胸に傷が残る
・ダウンタイムが強い
脂肪吸引管状の器具を挿入し、脂肪を吸い出して除去する★★☆・バストが大きく重い方
・皮膚のたるみが軽度の方
・ボリューム調整が可能
・機器によっては多少の引き締めも可能
・ダウンタイムがある
・皮膚がたるみやすいと悪化することも
高周波
タイトニング
高周波を皮膚や組織に照射してタイトニングする★☆☆・バストの垂れが軽度の方
・手術をしたくない方
・日常生活への影響が少ない
・傷が残りにくい
・たるみが強いと改善が難しい

スクロールできます

バストの下垂が軽度なら【高周波タイトニング】

高周波の熱エネルギーを照射することで、皮膚の内側から組織を引き締め、タイトニングする施術です。顔施術のイメージがあるかもしれませんが、ボディ用のタイトニング機器は垂れ乳治療にも用いられることがあります。皮膚表面から照射するタイプと極細の器具を皮下へ挿入して照射するタイプのものがあり、前者ならサーマクール、後者ではサミータイトやエンブレイスRFなどが代表的です。
他の美容外科手術より体への負担は少なく、日常への影響はほとんどありません。また、熱エネルギーの刺激によってコラーゲンが産生されるため、肌質改善の効果が期待できます。
ただし皮膚の引き締めだけでは十分な改善が難しいことが多いため、単独施術での改善をご希望の場合は、どの程度の効果が期待できるかを事前に確認しておきましょう。

脂肪の重みで垂れ乳なら脂肪吸引】

個人差はありますが、乳房内は乳腺10%程度、脂肪が90%程度の割合が一般的です。そのため脂肪の重みでバストが垂れてしまっているケースも少なくありません。そんな垂れ乳の治し方は、脂肪吸引が有効です。
脂肪吸引は、細いカニューレ(管状の器具)を皮下に挿入し、脂肪を吸引・除去する施術です。バストの脂肪吸引では、脇の下のシワに沿って5mmほど切開しそこからカニューレを挿入します。シワに紛れるので傷痕が目立つことはなく、バスト自体に傷を残さないことがメリットのひとつです。
また、脂肪吸引機器の中でも、第三世代の超音波で脂肪をバラバラにしてから吸引する「ベイザー脂肪吸引」は、吸引の仕方次第で皮膚の引き締め作用を促すことができ[2]、脂肪吸引後にたるみにくいというメリットがあります。ただし、下垂の程度がすでに強く出ている場合は悪化する可能性もあるので、適応を慎重に見極めることが必要です。

バストの脂肪吸引でできる傷跡の位置と大きさ

バストの脂肪吸引でできる傷跡の位置と大きさ

授乳後やダイエット後の方なら【豊胸手術】

バストの皮膚が伸びてたるんでしまっているケースでは、バスト内の容量が満たされれば皮膚のテンションが高まり、リフトアップ効果が望めます。その際に有効なのが豊胸手術です。豊胸手術の代表的な方法は、シリコンバッグ豊胸、脂肪注入、ヒアルロン酸豊胸の3つがありますが、ヒアルロン酸豊胸の効果は一時的なので、1回で長期的な効果を望む場合はシリコンバッグ豊胸か脂肪注入の選択になります。
サイズアップとリフトアップが同時に期待できるため、バストのボリュームが減ったことで垂れてしまった授乳後やダイエット後の方に適した方法です。

<シリコンバッグ豊胸>
シリコンバッグ豊胸では、脇の下かバストの下縁を切開して豊胸インプラントを挿入します。挿入位置には通常、乳腺下・大胸筋下・大胸筋膜下の選択肢がありますが、ボリュームを失った層に入れた方がキレイにハリを持たせられるため、垂れ乳を改善させたい場合は乳腺下を選択することが多いです。
確実に目的通りのボリュームアップが望め、トラブルがなければその効果がその効果が長期的に続くことがメリットのシリコンバッグ豊胸。一方で、もともとの脂肪が少ないと触感や形が不自然になることが多いことも事実です。この治し方をご希望の場合は、事前にデメリットを回避する工夫や対策があるかどうか、医師に確認することをおすすめします。

シリコンバッグ豊胸でインプラントを挿入する層の違い

シリコンバッグ豊胸でインプラントを挿入する層の違い

<脂肪注入豊胸>
太ももやお腹の余分な脂肪を脂肪吸引で採取して、バストに注入する豊胸術です。もともと自分の脂肪なので拒否反応の心配がなく、注射器のような器具で注入するのでバストに傷も残りません。垂れ乳の方に多いデコルテのこけや左右差、バストトップの位置が下がっているケースなどでは、形の調整を同時に行うことが可能です。
ただし、注入する脂肪の質や注入技術によってはしこりのリスクを伴うため[3] [4] [5]、良質な脂肪を加工できる設備が整ったクリニックの経験豊富なドクターを選ぶことが、失敗しないためのカギとなります。

リフトアップや左右差などお悩みごとで違う脂肪注入豊胸の注入箇所

リフトアップや左右差などお悩みごとで違う脂肪注入豊胸の注入箇所

垂れ乳を劇的に治すなら【乳房部分切除(乳房吊り上げ術/乳房縮小術)】

垂れ乳の症状が重度だと豊胸手術を行っても垂れたまま大きくなってしまうため、形をキレイに整えるには、皮膚もしくは組織を一部切除する手術の適応となります。垂れたバストトップの位置を上に引き上げる乳房吊り上げ術、乳房縮小と垂れ乳を同時に改善する乳房縮小術が手術方法としてあげられます。
方法によって程度は異なりますが、垂れ乳の改善効果が大きいメリットの反面、バストに傷痕が残るのがデメリットです。

<乳房吊り上げ術>
下向きになった乳輪と乳頭の位置を引き上げる手術です。乳輪周辺の皮膚を三日月状に切除し、縫い縮めることでバストトップを上へ吊り上げるというものになります。重度の場合、バスト下部の皮膚まで切除することもあります。切除するのは皮膚だけなので、乳腺組織への影響はありません。

<乳房縮小術>
垂れ乳とバストの縮小を同時に行う手術です。症状の程度によって、切除範囲が少なく授乳機能を温存できるGoss法と、乳輪の周囲を錨型に切除するMckissock法を使い分けます。Mckissock法では、状態によっては乳腺を切除することもあります。

乳房部分切除術の種類

乳房部分切除術の種類

しっかり診察してから垂れ乳を治すベストな施術をご提案

乳房下垂の診断基準には「Regnault分類」という指標があり、どんな施術で治療するかのひとつの判断基準となっています[6]

垂れ乳(乳房下垂)の診断基準

垂れ乳(乳房下垂)の診断基準

ただ、乳房下垂や垂れ乳はニーズは多いながらも、改善が難しい施術です。様々なお悩みケースにどう改善するのがベストかは、お一人おひとりの皮膚や組織の状態はもちろん、ご希望によっても違ってきます。
当院はバスト専門クリニックとして、医学的根拠に基づき有効と判断した方法を幅広く取り揃えています。カウンセリングでしっかり診察とヒアリングを行い、垂れ乳を治す施術をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

無料カウンセリング予約

コラムのポイント

  • 垂れ乳の原因は、クーパー靭帯の伸び・皮膚のたるみ・筋力の低下
  • セルフケアは予防にはおすすめできるが、劇的な改善は望めない
  • 美容整形は手軽な方法から手術まであるが、医師に適応をしっかり診断してもらうことが大切

よくある質問

  1. 20代で垂れ乳になる原因はなんですか?

    クーパー靭帯の損傷、皮膚のたるみや伸び、筋力の低下などが考えられます。
    垂れ乳は産後や加齢による影響のイメージが強いかもしれませんが、20代でも十分に起こり得ます。なぜなら、クーパー靭帯がバストの重みや激しい揺れや動きで損傷したり、急な体重の増減で皮膚がたるんだり、大胸筋が衰えることでもバストは垂れてしまうからです。
    例えば、毎日のランニングなどでも、バストが激しく揺れたりすればクーパー靭帯には大きなストレスがかかっています。スマホ生活で猫背が習慣化していたら大胸筋が衰えている可能性があります。
    逆に言えば、垂れ乳の原因に関係することをなるべく避けるよう、適したサイズのブラジャーできちんとバストを支える、姿勢を正す、急な体重の増減に気を付けバスト周辺の肌をケアするなどに気を付けていれば、予防効果は期待できます。

  2. 胸を糸でリフトアップすることはできますか?

    可能ですが効果は一時的です。
    垂れた胸の改善にリフトアップ糸を使用する施術は存在します。文字通り組織を引っ張り上げるものから、格子状の特殊な糸で胸を立体的にリフトアップするものまで種類はいろいろです。
    ただし、有効なのはあくまで糸で引き上げられる程度の軽度の垂れとお考えください。また、時間とともに体に吸収される糸なので、糸がなくなれば元に戻ってしまう可能性が高いです。そのため当院では、同じメスを使わない施術でも、RFタイトニング機器での引き締め効果を利用して治療にあたっています。

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この記事の監修医師

ボディデザインのTHE CLINIC において、3年連続MVPに選ばれた「ボディデザインの権威」

  • BUST CLINIC 院長
  • 日本外科学会 若手研究者賞 受賞
  • CRF療法、VASER Lipo認定医

コラムでは解消しきれない疑問や
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